頑張って今日中にもう一回更新します。
さて、今日の拍手返信!
ないけどな!ヒャッホゥ!
それではほのぼのマリリンをどうぞ。ごめん、ほのぼのしてないかもしれない。
多分おのさんが求めてたのと違う感じになったと思います。スンマセン。
いつものように仕事(と、言っても客なんか来やしないのだが)をし、いつものように閉店時間を迎え、
いつものように店を閉め、いつものように夕食を作ろうと台所に立ったところで、突然魔理沙が家に押し入ってきた。
「よう、こーりん。一晩泊めさせてもらうぜ?」
「・・・・・は?」
そして、あつかましくも家に泊めろなどと言っているのだった。
「何故だい?」
「昼間にフランとパチュリーとアリスがウチに来てな。
まぁ、私がうっかり約束だぶらせちゃったんだけどな☆」
おいおい・・・。
「そしたら3人で喧嘩し始めてさぁー・・・家が壊れちまったんだよ」
「はぁ・・・それで、泊めろと?」
「あぁ、いいよな?」
「断る」
にこやかな笑顔で一蹴してあげることにした。
「いいよな?」
「・・・・・・あぁ」
八卦炉を向けるのは卑怯だろう、魔理沙。
「うーむ・・・美味いな」
「だろ?だろ?」
魔理沙は満面の笑顔を浮かべた。
渋々魔理沙のお願いを受け入れて、その代わりに夕食を彼女に作らせた。
一人暮らしを始めてからかなり長いからか、かなり美味かった。
本人の前で言うのは若干くやしかったが、美味いものはしょうがない。
「これならいいお嫁さんになりそうだ」
「えっ!?そ、そうか!?いいお嫁さんになれるか!?」
「あぁ、僕がもらいたいぐらいさ」
「///////////////// ・・・・モライタイグライサッテワザワザイッテルッテコトハギャクニイエバモラウキハナイッテコトカ・・・・?」
真っ赤に赤面したあと、何故か彼女は顔を俯かせて負のオーラを放ち始めた。
「ご馳走サマ・・・さて、と。そろそろ僕は風呂に入ろうかな・・・」
「あぁ、私が料理をしてる間何をしてるのかと思ったら風呂沸かしてたのか」
「そういうことさ。君も僕の後に入るといいよ」
「・・・ワタシガアトナノハオンナアツカイサレテナイカラトカソンナリユウナノカ・・・?」
またもや暗くなった魔理沙が思いつめた顔をしているのは放っておくことにして、僕は風呂場へと向かった。
「ふぅー・・・疲れが取れるなぁー・・・」
この風呂。沸かすのは中々苦労するが、一度沸くと中々冷めないようになっている。
しかも、広い。6,7人は入れるようにはなっているだろう。
紫が改造してくれたのだが・・・彼女の能力か、それとも何か特殊な材料でも使っているのか。
それは定かではないが・・・まぁ、感謝することにしよう。
食事から風呂までのタイムラグが無くなるのはいいことだ。泊まり客が来ているとき限定だが。
「それにしても・・・何故魔理沙は僕のところに来たのかな?」
神社でも別に問題ないだろうし、そもそも紅魔館の人に破壊されたなら紅魔館に泊まればいいだろうに。
(注意:香霖はアリスの存在を忘れています)
まぁ、いいか。美味しい夕食が喰えたんだ。分からないことは考えないことにしよう。
「こ、こーりん!」
「ん?」
風呂場の戸の向こうから、魔理沙の声が聞こえた。
「あ・・あのさ・・・えーと。えー・・・えーと!い、いっしょに入ってもいいか!?」
「ん?あぁ、いいよ」
ふむ・・・なるほど。何故ウチに寄ってきたのかだいだい読めてきた。
魔理沙は立派に自立している。一人で魔法店もこなしているほどにだ。
しかし・・・やはりなんだかんだで彼女は甘えたい盛りなのだろう。
だからわざわざ僕の家に泊まりに来たに違いない。ならば。
ならば甘えさせてあげるのがお世話になった霧雨の親父さんへの恩返しにもなるだろう。
「え。そ、即答か・・・ま、まぁいいぜ。入るぞー」
「はいはい」
ガラガラと戸を開けて魔理沙が入ってきた。
バスタオルとか言う布(紫が持ってきた)を胸に巻いている。
「は、はいるぜ・・」
「あぁ」
自分が浴槽の真ん中を陣取っているのに気づき、少し横に動いた。
魔理沙は体も洗わずにバスタオルを巻いたまま入ってきた。
うーん、大雑把なところはまったく変わってないな、魔理沙は。
「ふぅー・・・魔理沙といっしょにお風呂に入るのもひさしぶりだな」
「そ、そうだな」
魔理沙は真っ赤になっている。早いな、もうのぼせてしまったのか。
そんなに熱いお湯でもないと思うのだが・・・。
「な、なぁ・・・こーりん」
「なんだい?」
彼女の顔はやけに真剣だった。
「なんでなんとも思ってくれないんだ?」
「は?」
「一緒に風呂に入ってたころより・・・私はずっと成長もしてる。
一人で料理だって作れる。体だってずっと大きくなった。
なのに・・・なんでお前はそんな私を見てなんとも思ってくれないんだ!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
魔理沙の問いに、僕は黙って彼女を抱き寄せることで返した。
「こ、こーりん!?」
「君がまだ成長するからさ」
「え・・・?」
「君はたしかに大きくなった。でも、まだまだ成長していく。
想いを抱くとしても、まだ・・・早いと思わないか?」
「こーりん・・・・」
本当は―本当は、彼女の気持ちを僕は理解していた。気づかないふりをしていたけど。
分からないはずもない。彼女は僕の娘みたいな存在だったから。
でも、きっと彼女に何らかの感情を抱くには早いんだ。
まだまだ彼女は長い時を生きる。そのうちに、今の彼女の気持ちは無くなってしまっているかもしれない。
他に好きな人ができるかもしれない。僕のことを忘れてしまうかもしれない。
それなのに、今の段階で彼女を僕の感情で縛ることなど―できやしない。
でも、彼女がもっと大きくなって、それでも彼女が僕に想いを抱いていたなら―
いや、考えるまい。そのときになってから、改めて考えなければいけないことだ。
「・・・・なぁ、こーりん。昔、いっしょに風呂に入ってたときに私がお前にしてたこと。覚えているか?」
「・・・あぁ」
「私は大きくなったぜ」
「そうだね。まだ大きくなるんだろうけど」
「もっと大きくなったらまた私からしてやるからさ。だから、今は―お前が私にしてくれ」
「しょうがない、な」
深いため息をついて―僕は彼女の頬にキスをした。
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「紫さまー、お風呂沸きました・・よ・・・」
八雲紫の式神の藍は、思わず絶句した。
主を呼びにいったらその主が部屋の隅で絶望の表情を浮かべているのを見てしまったのだから、無理もないが。
「風呂を改造してあげたのも・・・バスタオル用意したのも・・・。
いつかいっしょにお風呂に入るためだったのに・・・。ううううううう・・・・」
紫の目の前にはスキマが開いていて、何処かへとつながっているようだ。
まぁ、賢明な読者なら、察しはついているだろう。
スキマは、香霖堂のスキマへとつながっていた。
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